※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。
1人美容室を経営していると、施術や接客中に電話へ出られず、予約を取りこぼしてしまうことがあります。
LINEやInstagramのDMで予約を受け付けている場合も、空いている日時の確認や返信、予約表への転記などに時間がかかります。
こうした予約管理の負担を減らす方法のひとつが、無料から使える予約システムのfreee予約です。
freee予約を使うと、自分のお店専用の予約ページを作り、お客様がスマートフォンから空き状況を確認して予約できるようになります。
この記事では、1人美容室でfreee予約を使う場合の料金、機能、メリット、デメリット、導入方法を初心者向けに解説します。
この記事の結論
- まず無料でネット予約を試したい1人美容室に向いている
- Starterプランは月額0円から利用できる
- Instagram、LINE、ホームページに予約URLを掲載できる
- 顧客管理や細かなカスタマイズが必要ならBusinessプランを検討する
- 美容室専用カルテやPOSまでまとめたい場合は、他のシステムとも比較する
複数の予約システムを比較してから選びたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
1人美容室向け予約システムおすすめ3選|freee予約・STORES予約・リザービアを比較
freee予約とは
freee予約は、freee株式会社が提供している予約管理システムです。
以前は「tol」という名称でしたが、2025年2月に「freee予約」へ名称が変更されました。
予約ページの作成、ネット予約の受付、予約カレンダー、リマインドメール、事前決済などをまとめて管理できます。
美容室以外にも、エステ、マッサージ、レッスン、セミナー、イベントなど、さまざまな業種に対応しています。
お店側はスマートフォンやパソコンから予約を確認でき、お客様は専用アプリを入れなくても、ブラウザから予約ページを開けます。
freee予約の料金
freee予約には、無料のStarterプランと有料のBusinessプランがあります。
| 比較項目 | Starter | Business |
|---|---|---|
| 利用料金 | 0円 | 年払い:月額換算3,180円 月払い:月額3,980円 |
| 予約ページ作成 | 利用可能 | 利用可能 |
| 予約管理 | 利用可能 | 利用可能 |
| 事前決済 | 利用可能 | 利用可能 |
| 顧客管理 | 一部制限あり | 利用可能 |
| 予約時アンケートのカスタマイズ | 利用不可 | 利用可能 |
| メールのカスタマイズ | 利用不可 | 利用可能 |
| ロゴのカスタマイズ | 利用不可 | 利用可能 |
Starterプランは、基本的なネット予約を試すための無料プランです。
最初から自動的に有料プランへ切り替わる仕組みではないため、まず無料で予約ページを作り、実際に使いながら必要な機能を確認できます。
事前決済を利用した場合は、プランとは別に決済金額の6%が手数料としてかかります。現地支払いや銀行振込を選んだ予約では、freee予約の決済手数料は発生しません。
1人美容室で使いやすいfreee予約の機能
24時間ネット予約を受け付けられる
予約ページを公開すると、お客様は営業時間外や施術中でも、空いている日時を確認して予約できます。
電話へ出られない時間が多い1人美容室では、予約の取りこぼしを減らす方法として役立ちます。
お客様から届いたLINEやDMに毎回空き時間を返信する負担も減らせます。
予約カレンダーで予定を確認できる
予約はカレンダー形式で確認できます。
紙の予約表やスマートフォンのメモへ手作業で転記する回数を減らせるため、予約の重複や記入漏れの防止につながります。
予約前後に準備時間を設定できる
施術と施術の間に、清掃、片付け、休憩などの準備時間を確保できます。
例えば、カラー後に15分の片付け時間を設定し、その時間帯へ次の予約が入らないようにできます。
すべての仕事を1人で行う美容室にとって、予約を詰め込みすぎない設定は重要です。
リクエスト予約を利用できる
予約申し込みが入った時点では確定せず、内容を確認してから承認する「リクエスト予約」に対応しています。
髪の長さや施術履歴によって所要時間が変わるメニューや、初めてのお客様の縮毛矯正など、事前確認が必要な予約に使えます。
予約リマインドメールを自動送信できる
予約日前にお客様へリマインドメールを送れるため、予約日時の勘違いや忘れを防ぐ助けになります。
Businessプランでは、予約受付メールやリマインドメールの内容をお店に合わせてカスタマイズできます。
事前決済に対応している
予約時にオンラインで料金を支払ってもらう設定もできます。
着付け、ヘアセット、講習会、教室、特別メニューなど、キャンセル時の影響が大きい予約に利用しやすい機能です。
ただし、事前決済には6%の決済手数料がかかります。通常のカットやカラーで現地支払いを続ける場合は、無理に事前決済を使う必要はありません。
InstagramやLINEから予約ページへ案内できる
作成した予約ページのURLをコピーして、次の場所へ掲載できます。
- Instagramのプロフィール
- LINE公式アカウント
- 美容室のホームページ
- Googleビジネスプロフィール
- ブログやSNS投稿
それぞれの媒体で予約方法が異なる状態を減らし、予約ページへ案内をまとめられます。
freee予約を1人美容室で使うメリット
無料から始められる
Starterプランは月額0円のため、予約システムが自分のお店に合うかを費用をかけずに確認できます。
いきなり高額な美容室専用システムを契約することに不安がある方にも試しやすい選択肢です。
電話やDMの対応時間を減らせる
お客様自身が空き時間を確認できるようになると、次のようなやり取りを減らせます。
- 空いている日時を何度も案内する
- 希望日時を聞いて予約表を確認する
- メニューと所要時間を説明する
- 営業時間外にDMへ返信する
- 予約日時を手作業で転記する
空いた時間を、施術、接客、清掃、情報発信などへ使えるようになります。
ホームページがなくても予約ページを持てる
freee予約で作った予約ページを直接お客様へ案内できるため、立派なホームページがなくてもネット予約を始められます。
すでにホームページを持っている場合は、「ネット予約はこちら」というボタンから予約ページへリンクできます。
スマートフォンから管理できる
予約の確認やスケジュール管理をスマートフォンから行えます。
営業中にパソコンを開く時間が取れない1人美容室でも、空いた時間に確認しやすいのがメリットです。
必要になってから有料プランを選べる
最初はStarterプランを使い、顧客メモ、予約履歴、アンケート、メールのカスタマイズなどが必要になってからBusinessプランへ変更できます。
売上や予約数が増える前から、不要な固定費を抱えにくくなります。
freee予約のデメリットと注意点
美容室専用の予約システムではない
freee予約は幅広い業種で使える予約システムです。
そのため、美容室専用システムに搭載されることが多い、次のような機能を重視する場合は確認が必要です。
- 髪質や薬剤履歴を記録する電子カルテ
- POSレジとの連携
- カラー剤や店販商品の在庫管理
- スタッフ別の売上管理
- 美容室向け集客サイトとの連携
1人美容室で、まず予約受付だけを効率化したい場合は使いやすい一方、店舗運営をすべて一元管理したい場合は、美容室専用システムも比較したほうがよいでしょう。
無料プランでは顧客管理に制限がある
Starterプランでも予約者情報は確認できますが、顧客メモや詳しい顧客情報の編集など、一部の顧客管理機能には制限があります。
前回の施術内容、使用薬剤、髪の状態などを詳しく記録したい場合は、現在使用している紙カルテや別のカルテシステムと併用する必要があります。
事前決済には手数料がかかる
Starterプラン自体は無料ですが、事前決済を使う場合は6%の決済手数料がかかります。
例えば、10,000円のメニューを事前決済にすると、600円が手数料の目安になります。
すべてのメニューを事前決済にするのではなく、キャンセル対策が必要なメニューだけに使う方法もあります。
予約枠を最初に正しく設定する必要がある
予約システムを導入しても、営業時間、施術時間、準備時間、定休日などの設定が間違っていると、受けられない時間へ予約が入る可能性があります。
公開前に、自分でテスト予約を行い、次の点を確認しましょう。
- 施術時間が正しいか
- 準備時間が確保されているか
- 定休日に予約できないか
- 営業時間外に予約できないか
- 予約完了メールが届くか
- キャンセル方法が分かりやすいか
freee予約が向いている1人美容室
- ネット予約を無料で試してみたい
- 現在は電話、LINE、DMで予約を受けている
- 施術中に電話へ出られないことが多い
- ホームページがなくても予約ページを作りたい
- 複雑な美容室専用機能はまだ必要ない
- スマートフォン中心で予約を管理したい
- 必要になってから有料プランへ変更したい
freee予約が向いていない可能性がある美容室
- 複数スタッフの指名予約を細かく管理したい
- POSレジ、在庫、売上、給与まで一元管理したい
- 美容室専用の電子カルテを重視している
- 現在の予約システムで特に困っていない
- 予約経路をすべて1つの美容業界専用システムへ統合したい
機能が多いシステムが必ずしも最適とは限りません。
1人美容室の場合は、「現在どの作業に時間がかかっているか」を基準に選ぶことが大切です。
freee予約を始める基本的な流れ
- freee予約へ登録する
- お店のプロフィールを入力する
- カット、カラー、ヘッドスパなどのメニューを登録する
- 料金と所要時間を設定する
- 営業時間、定休日、予約可能時間を設定する
- 予約前後の準備時間を設定する
- 自分でテスト予約を行う
- 予約ページのURLをコピーする
- Instagram、LINE、ホームページへ掲載する
最初からすべてのメニューを登録する必要はありません。
まずは、カット、カラー、ヘッドスパなど、所要時間が分かりやすいメニューだけで試すと設定しやすくなります。
1人美容室でのおすすめの始め方
最初はStarterプランで試す
まず無料のStarterプランで予約ページを作り、自分のスマートフォンからテスト予約を行います。
既存のお客様から少しずつ案内する
いきなり予約方法をすべて変更せず、LINE登録者や既存のお客様へ少しずつ案内します。
例えば、次のように伝えられます。
ネット予約ページをご用意しました。
営業時間外でも空き状況をご確認いただけます。
これまでどおりLINEからのご相談も可能ですので、ご都合に合わせてご利用ください。
相談が必要なメニューはLINEを残す
縮毛矯正、ブリーチ、着付けなど、事前の確認が必要なメニューは、LINE相談を残しておく方法もあります。
すべてをネット予約へ切り替えるのではなく、簡単なメニューはfreee予約、相談が必要なメニューはLINEという使い分けもできます。
必要になったらBusinessプランを検討する
顧客管理、予約時アンケート、ロゴ、メールのカスタマイズなどが必要になった段階で、有料プランを検討します。
無料プランを使いながら、「本当に必要な機能か」を判断することで、無駄な固定費を抑えられます。
freee予約に関するよくある質問
本当に無料で使えますか?
Starterプランは月額0円で利用できます。
Businessプランへ変更した場合や、事前決済を利用した場合には料金が発生します。
無料プランのまま使い続けられますか?
Starterプランから自動的にBusinessプランへ切り替わる仕組みではありません。
有料機能が必要になるまでは、Starterプランを利用できます。
お客様はアプリを入れる必要がありますか?
お客様はスマートフォンのブラウザから予約ページを開いて予約できます。
予約ページの設定によっては、面倒な会員登録を求めずに予約を受け付ける使い方もできます。
パソコンでも使えますか?
パソコンでも利用できますが、一部の機能はスマートフォンアプリ限定の場合があります。
美容室のカルテとして使えますか?
Businessプランでは顧客メモや予約履歴などを管理できます。
ただし、美容室専用の薬剤履歴や髪質カルテを重視する場合は、紙カルテや美容室向けカルテシステムとの併用も検討してください。
LINE予約をやめなければいけませんか?
LINEを完全にやめる必要はありません。
通常メニューはfreee予約、相談が必要なメニューはLINEというように使い分けられます。
まとめ
freee予約は、予約ページの作成、予約管理、リマインドメール、事前決済などを無料から利用できる予約システムです。
特に、電話やLINE、InstagramのDMで予約を受け付けている1人美容室では、予約対応にかかる時間を減らす方法として検討できます。
- まず無料で試したいならStarterプラン
- 詳しい顧客管理が必要ならBusinessプラン
- 事前決済はキャンセル対策が必要なメニューに使う
- 美容室専用カルテやPOSが必要なら他サービスとも比較する
- 最初は一部のメニューから小さく始める
無料プランで実際の予約ページを作り、使いやすさを確認してから継続するか判断するのが安心です。
ほかの予約システムと比較したい方は、こちらの記事もご覧ください。
1人美容室向け予約システムおすすめ3選|freee予約・STORES予約・リザービアを比較
※料金・機能は2026年8月時点の情報です。サービス内容や利用条件は変更される可能性があります。最新情報はfreee予約の公式サイトでご確認ください。


